日時: 2014 年 6 月 30 日(月)13:20--7 月 1 日(火)14:00
場所: CPS (統合研究拠点3階) セミナー室
講演者: 原 旅人 (気象庁数値予報課)
世話人: 岩山 隆寛
タイトル: 集中講義
要旨: 実際に気象庁の予報業務で開発・運用されている数値予報システムの 考え方を元に、数値天気予報の基礎知識、特に物理過程の基礎を学ぶ ことを第一の目標とする。さらにその現状と課題を理解することによ り、大気科学研究が今後果たすべき役割について、自ら考えるきっか けとしてほしい。
1. 数値天気予報の概要
1.1 データ同化とそれに用いる観測データの取り扱い
1.2 数値予報モデル
1.3 数値予報の予測可能性
1.4 数値予報の応用
2. 物理過程の基礎
2.1 物理過程とは?
2.2 物理過程の役割
2.3 物理過程の分類
2.4 物理過程の解像度依存性とその原因
2.5 各過程の概要(境界層(地表面を含む)、対流、放射、雲物理など)(高解像度モデルにおける対流の話題含む)
2.6 物理過程の開発手法
キーワード: 数値天気予報, 力学過程, 物理過程, データ同化